こんにちは、minato76です。
前回に引き続き中級者向けクラスの一つであるネメシスの序盤に生成しておきたいおすすめのクラス専用カードをご紹介したいと思います。
前回はレジェンドカード中心の紹介をしましたが、今回はブロンズ~ゴールドまでの序盤に生成おすすめなカードをご紹介したいと思います。
ネメシスのデッキはアンリミでもローテでも上方修正が多い「アーティファクト」が人気となっていて、デッキ構成は違えど使用している人が多いと感じますね。
しかしアーティファクト軸は使い慣れていないと扱いが難しく、デッキに加えたアーティファクトの枚数や種類を把握していなければならないのに加え「機構の解放」などでPPを回復しつつドローするなら着地地点を見据えたプレイングをしなければいけません。
せっかく回復したPPを使い切れなかったり使ったカード枚数に比べて弱い動きしか出来なかったりと、純粋なアーティファクト軸なら自分のカードをバウンス出来ない点で上級者向けクラスであるエルフよりも難易度は上かもしれないですね。
ですが「アーツマスター・カルラ」のようなPPを余らせて効果を発揮するカード達が登場したおかげでアーティファクト軸の着地地点をこれらのカードに割り振れるようになりました、アーティファクトに限らず操り人形などとも相性が良いのでネメシスをこれから使ってみようという人には嬉しい追加だと思います。
今回はアーティファクト・操り人形・PP関連での有用なカード、汎用性の高いカードなどを中心にご紹介していきたいと思いますのでご参考にして頂ければ幸いです!
生成おすすめブロンズカード・ネメシス
「コンセントレイト」
自分リーダーに自分ターン終了時まで「自分ターン終了時に自分の残りPPが1以上なら1ドロー、3以上なら2ドロー+自分リーダー2回復」を付与する0コストスペル。
現状のネメシスでは貴重な回復手段であり、0コストで効果も重複するという無駄の無いカード。
基本的にはPPを残して効果を発動するカードと合わせて使うのが理想ですが、序盤の手札が悪い場合は手札交換としても使用出来る優秀なカードとなっていますね。
「加速装置」
カウントダウン3で自分の場にアーティファクトフォロワーが出るたび突進を付与し、自分がアーティファクトカードをプレイするたびに自分のPPを1回復する1コストアミュレット。
アーティファクト軸を組むなら必須とも言える最優先で生成したいカード。
盤面処理・PP回復とアーティファクトの基礎にもなるカードで、まずはこのカードを使いこなすのがアーティファクト使いの第一歩になりますね。
使うタイミングとしてはカウントダウンがあるのですぐに設置するのではなく手札にアーティファクトがある程度揃ってからにすると無駄が無いです。
盤面処理が終わった後はアーティファクトを横展開しつつ着地地点として回復したPPで出せるコストのフォロワーを出し、盤面を強くしてから相手にターンを返すのがアーティファクトデッキの基本になりますね。
「キャットガンナー」
ファンファーレで「エンシェントアーティファクト」2枚をデッキに加える効果を持った突進持ちの2コストフォロワー。
ネメシスの2コストフォロワーには各種アーティファクトをデッキに加えるカードが他にも揃っていますが、このカードは盤面処理に有用な突進持ちのエンシェントをデッキに加えれる+自身も突進持ちという序盤を支えてくれる優秀なフォロワーですね。
他のクラスと比べてネメシスは2コスト除去スペルが使い辛いのでこのカードを採用している人は多いですね、序盤から終盤まで活躍出来る生成にはおすすめの1枚となります。
「パペットショック」
相手のフォロワー1体に4ダメージを与え「操り人形」1枚を手札に加えるという3コストスペル。
このカード1枚で4ダメージ+操り人形で体力5までのフォロワーに対処出来る除去スペルですね。
ネクロの「悪意の憑依」のように振り分けてのダメージにも対応し、あちらと違って操り人形を温存する事も出来るので後にも繋げられる優秀なカードとなっています。
生成おすすめシルバーカード・ネメシス
「メカニカルガンナー」
ファンファーレでアーティファクトカードをランダムに1枚手札に加え、エンハンス8で1枚ではなく2枚加え自分のPPを7回復する1コストフォロワー。
現状アーティファクトを手札に加える効果を持ったカードの中では最小コストのカードになります、エンハンス効果で後半でも仕事が出来るのは嬉しいポイントですね。
基本的にアーティファクトを展開する前のターンに出すのが望ましいですが戦闘などで退場が出来ない場合は低ステータスが足を引っ張ってしまいます、あまりフォロワーを出して来ないウィッチ相手などでは出すタイミングに気を付けましょう。
あとこのカードは機械カードなので採用すると「マグナジャイアント」での「機械の加速兵」確定サーチが出来なくなってしまうという事になります。
ガンナーと加速兵はどちらも優秀なカードなので悩み所ですが、デッキ構成によっては採用枚数を少なめにするなどして調整するようにしましょう(マグナ1・ガンナー2・加速兵3やマグナ2・ガンナー1・加速兵3など)
「歯車の廻し手・リヒト」
ファンファーレと進化時に「操り人形」1枚を手札に加え、自分の場に操り人形が出るたびに自分リーダーを1回復する2コストフォロワー。
ネメシスの貴重な回復手段その2、進化も含めれば自身で2枚の操り人形を補充出来る上に手札の操り人形の数だけ回復出来るので温存していた場合は相当な回復量になります。
ステータスは低いですが突進持ちの操り人形を出す事が前提なので気にはなりません、速攻デッキなどには盤面処理をしつつ回復が出来る上に相手はこのフォロワーを無視出来ないので相性が良いカードとなっていますね。
「ブーストキッカー」
自分のターン終了時に相手のフォロワー全てに自分の残りPP分のダメージを与え、この能力を失うという3コストフォロワー。
PPを残す必要はありますが全体除去スペルと違い3/3ステータスのフォロワーを残しつつ全体除去が出来るという強カード、ネメシスは操り人形で相手フォロワー体力の微調整も出来るので使いやすい能力となっていますね。
単体で使うなら後半のターンになってしまいますが「オリジン・コア」を設置していればPPを回復し、アーティファクトをデッキに加えつつ全体除去と早いターンで仕事が出来るのでおすすめの組み合わせとなります。
「加速装置」や「機構の解放」でPPを回復しつつアーティファクトを並べた後の着地にこのカードを使えれば攻撃力の高いエンシェントを盤面に残したままの有利な盤面で相手にターンを返す事が出来るので、単体除去+強化のカルラ・全体除去のキッカーと状況を見た上で使い分けていきたいですね。
「機械の加速兵」
ファンファーレで「加速装置」1枚とアーティファクトカードをデッキからランダムに1枚手札に加えるという4コストフォロワー。
元々は5コストと修正後マキナとコストが被る存在でしたが上方修正により4コストとかなり使い易いカードになりました。
自身のステータスも高い上にアーティファクト軸では必須とも言える「加速装置」を手札に加える+アーティファクトサーチと強い事しか書いてないカードですね、機械カードなので「マグナジャイアント」でサーチが出来るのも強いところです。
先攻4ターン目で置くのも強い動きですし、後攻ならアーティファクトの詰みフォロワーであるネクロの最速セレスにも上から勝つ事が出来る優秀なフォロワーになっていますね。
レアリティがシルバーというのも嬉しいポイントでアーティファクトを組むなら優先して生成したいおすすめのカードとなります。
生成おすすめゴールドカード・ネメシス
「機構の解放」
自分リーダーにターン終了まで「自分の場にアーティファクトカードが出るたびに自分のPPを1回復+1ドロー」を付与する1コストスペル。
「加速装置」と同じくアーティファクトをメインに使うデッキなら必須とも言えるカードで、ネメシスのドローソースなのはもちろんPP回復効果はマキナや加速装置とも重複するので使い所が重要なカードとなっていますね。
ですがアーティファクト関連カードの中でも特に使い慣れていないと難しいカードで「アーティファクトをプレイしつつドローしたカードを把握し、残りPPと手札と盤面を見ながら最適なカードを選んでいく」という動きをする事になります。
このカードの存在でアーティファクトは強くなりましたが同時にプレイングの難易度も上級者向けクラス並みに上がったと言えるので、採用する場合はフリーマッチなどで練習してからランクマッチに望むのがおすすめですね。
「秩序の光・シン」
進化時に「混沌の目覚め」1枚を手札に加える能力を持った守護持ち2コストフォロワー。
2コスト2/2の標準ステータスに加え守護持ちという優秀なフォロワーで、進化時に4コストで自分のフォロワー1体を+4/+4するという破格の強化スペルである「混沌の目覚め」を手札に加える事が出来る能力を持っています。
一撃の打点が低い代わりに盤面を取り易いネメシスにとってはとても有用で、このカードの存在から低コストフォロワーでも高打点になるので相手にかなりのプレッシャーを与える事が出来ますね。
疾走フォロワーとも相性が良く「レディアントアーティファクト」なら8打点(進化込みなら10打点)、普通に組み合わせると9PP必要ですがPP回復効果カードを使えば早い段階でこのコンボを達成する事が可能です。
シン本体に使えば「混沌の闇・シン」という強力な効果を持ったフォロワーに変身しますが、10ターン目以降でないと効果がランダムに一つな上に守護が無くなるので長引いている時以外は他のフォロワーに使うのがおすすめになりますね。
「粛清の英雄・メイシア」
ファンファーレでカードを1枚引き、進化時に「粛清の一刀」1枚を手札に加える3コストフォロワー。
登場から現在に至るまで多くのネメシスデッキのフィニッシャーとして活躍しているワンパンウーマン。
進化前は相手リーダーに攻撃不能ですがこのカードのメインは「進化+粛清の一刀」による超高打点疾走なので序盤に出して相手に警戒させるのは避けたい所ですね。
「粛清の一刀」はメイシア以外に使えば7コストで+4/+0して疾走付与というカードですが、メイシアに使えば+X/+0「Xはこのバトル中に破壊された自分のフォロワーの数」+疾走という効果になっています。
ネメシスはアーティファクトや操り人形でバトルする関係上フォロワー破壊数が多くなるクラスとなっているので、メイシアの攻撃力が20点を超える事も珍しくありません(低くても16.7ぐらいは普通にいきます)
ただ強力な代わりに弱点も多く普通に使うなら「10PPまで進化権を温存しておかないといけない・守護を1体出されるだけで防がれる・ダメージカットで防がれる」と、メイシアの対処が分かっている相手なら成功させるのは難しくなってしまいます。
打点は下がりますがPP回復カードを駆使すれば最速7PPでメイシア疾走をする事が出来るので相手が速いデッキの場合はこちらの戦術がおすすめですね、遅いデッキなら序盤にメイシアを見せて相手に無理な攻めをさせるといった戦術も有効になります。
まとめ
今回は序盤に生成おすすめなネメシスのブロンズ~ゴールドカードについてご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか?
「機構の解放」を使ったアーティファクトデッキは使いこなせば強いですが難易度が高く、シャドウバースに慣れてきた中級者でも扱いが難しいと思います。
操り人形メインでフィニッシャーにメイシアを採用するだけでも充分強いデッキになりますので、ネメシスを使い始めの内はこういったデッキを使用するのがおすすめになりますね。
ネメシスのデッキを組む際にこの記事が少しでも構築の参考になれば嬉しく思います!